印刷 関連トピックスギリシャ 欧州の債務(借金)危機の震源ギリシャから、海外へと移住する動きが広がっている。豪州大使館の説明会には、約800人の想定に対して1万5千人が参加を申し込んだ。移住希望者の拡大に、詐欺も増えているという。 豪州やカナダにはギリシャ系の人たちのコミュニティーがあり、英国や米国と並ぶ人気の移住先だ。豪州大使館は「技能を持つ人なら、どこの人でも受け入れる」との意向。10月に入ってアテネで開いた説明会には医師や技術者、研究者らが集まった。 北部テッサロニキから来た医師のルコビティスさん(30)は「半世紀前には肉体労働者が海を渡ったけれど、いまは『頭脳』が国を離れる」と地元メディアに話した。「よりよい教育と給与が得られる所で子どもを育てたい。ギリシャには失望した」という。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事〈ロイター〉ギリシャ支援への民間関与、公的債務管