今月、世界各地に広がった大規模なサイバー攻撃について、アメリカの情報セキュリティー会社が調査結果を発表し、北朝鮮のハッカー集団が関わった疑いが強いと明らかにしました。 これについて、アメリカの情報セキュリティー会社大手「シマンテック」は、22日、これまでの調査結果を発表しました。 それによりますと、今回のサイバー攻撃と、北朝鮮のハッカー集団のサイバー攻撃との間で使用されたソフトウエアにいくつもの類似点が見つかったほか、IPアドレスも同じものが使われていたということです。そのうえで「今回のサイバー攻撃に北朝鮮のハッカー集団が関わっている可能性が高い」と結論づけています。 北朝鮮のハッカー集団をめぐっては、2014年に起きたアメリカのソニーの子会社に対するサイバー攻撃に関与したとアメリカ政府が断定したほか、去年、バングラデシュ中央銀行がサイバー攻撃を仕掛けられ多額の現金を盗まれた事件でも関与の
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