中国、署名回避へトランプ氏に期待 香港法案可決で強硬姿勢 2019年11月21日15時04分 中国の習近平国家主席=13日、ブラジリア(AFP時事) 【香港時事】米上院による「香港人権・民主主義法案」の可決を受け、中国の関係機関は早いタイミングで一斉に対米非難の声明や談話を発表し、猛反発した。法案成立にはトランプ大統領の署名が必要。米国の圧力に屈しない強硬姿勢の背景には、人権、香港・台湾、ウイグル問題などで対中批判を鮮明にする米議会と一線を画するトランプ氏への期待がある。 17日、反政府抗議活動の拠点・香港理工大前の路上では、警官隊とにらみ合うデモ隊の一部が米国の星条旗を掲げた。香港では反政府デモの行進や集会の際、星条旗がたびたび登場するが、香港の自由を守るため、米国による対中圧力強化を頼りにしている表れだ。 法案は、米国が「一国二制度」の香港に認める関税やビザ(査証)発給などの優遇措置の
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