Web 2.0関連で頭に「ソーシャル」とつく事象の特徴は、いわゆる「Wisdom of crowd」というか、乱暴な言い方をすると「チリも積もればなんとやら」・・・無論、それが有機的につながり合っていないと大きな力にならないわけですが、そうした事象がいま世界規模で起こっているらしい、というのは改めて申し上げるまでもありません。 シンプルなちょっとしたモノを大量にかき集めると、全体として質的な変容が起こるというのは、実はWeb 1.0のころから一部で指摘されていたことで、雑誌「Wired」の創刊に携わった編集者Kevin Kellyの1998年の著書「New Rules for the New Economy」のなかには、たとえば「Dumb parts, properly connected into a swarm, yield smart results.」「The surest way