新型コロナウイルスの感染拡大により、チーム編成が困難な状況となっているJ1王者の川崎は2日、鬼木達監督(48)がオンラインで取材に対応し、ルヴァン杯準々決勝第1戦C大阪戦(3日・ヨドコウ)に向け「覚悟を決めて戦う」と決意を込めた。この日、新たにトップチーム関係者2人の陽性が発表され、7月28日以降の6日間で計12人に。リーグ規定により試合は“決行”される見通し。 川崎は7月、鳥栖と名古屋に陽性者が相次いだことにより2試合が中止となった。中止決定時の陽性者数は、クラブ発表で鳥栖が8人、名古屋が9人。いずれも川崎の12人を下回る。しかし、管轄の保健所によりチーム活動停止指示があったとして中止になった(名古屋は後に保健所からの指示が誤認と発表、リーグが経緯を調査中)。保健所の判断ありきの現状は不平等を招きかねない。リーグとして、チーム活動の停止、または継続を判断する一律の基準を設ける必要があるの