富士通総研は9月18日、パソコンのインターネットを使ったショッピングの現状を調査した「インターネットショッピング2008」を発表した。ネットショッピング市場は安定成長を続けている状態であるが、その中心はモールに移行しつつあり、モール以外のネットショップは新規顧客を中心にリピーターを獲得することが重要課題になっているという。 調査結果によると、この1年間にパソコン経由でインターネットショッピングをした人の1回あたりの平均利用金額は9051円で、2007年までとほとんど変化がなかった。ただ、平均利用回数が2007年の11.6回から13.7回へと若干増えたため、平均合計金額は12万4212円とやや高めの数値になっている。 また、前回の調査でもすでに観測された、ネットショッピングに対するメリット、デメリット意識の希薄化は今回さらに進み、化粧品やサプリメント、食品など日常的な商品カテゴリーでは同一商