東日本大震災直後の東北電力女川原発(宮城県女川町)の状況を調べるために来日した国際原子力機関(IAEA)の調査団が31日、同原発2号機の原子炉建屋内などを視察した。調査団は、想定を上回る高さ約13メートルの津波に襲われて一部海水が流入した原子炉建屋地下の熱交換器室に入り、東北電の担当者から流入経路の説明を受けたほか、中央制御室も見て回った。4月に完成した
【シンガポール=青木伸行】フィリピンは31日、南シナ海の石油・ガス3鉱区の国際入札を実施した。3鉱区のうち2鉱区は、中国が領有権を主張する海域にあり、実効支配を強める中国は反発し、何らかの対抗措置をとるとみられる。 3鉱区がある地域は、南西部パラワン島の周辺と、同島から北西に約80キロのリードバンク周辺。リードバンク周辺では昨年、中国船2隻がフィリピンの探査船の活動を妨害し、緊張が高まった。フィリピンのエネルギー省は「入札鉱区は、国連海洋法条約に基づき設定された、わが国の排他的経済水域(EEZ)内にある。資源を探査、開発する権利に議論の余地はない」としている。 入札資格を獲得した企業は、オーストラリアのニド・ペトロリアム、スペインのレプソル、フランスのGDFスエズ、イタリアのENIなど15社にのぼる。このうち数社が実際に、入札に参加した。 フィリピンは4月、別の12鉱区を入札にかけ16社が
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