アミューズメント・エキスポに出展したことがきっかけで、投資ファンドから開発費の出資も得られた。製造メーカーも決まった。 昨年12月、製品版のロボキャッチャーを50台出荷した。価格は198万円で、一般的なクレーンゲームの2~3倍だが、生産が追いつかないほど注文が来ているという。初年度の販売目標台数は200台だ。 「150万円くらいまで価格を下げればもっと売れる」とゲームセンターから言われたが、「ロボットの関節のモーターの価格が高いから、価格をあまり下げられない」 いざ挑戦! 記者もロボキャッチャーに挑戦してみた。操作ボタンは、前進、後進、右旋回、左旋回、つかむ、はなすの6つ。制限時間は店側が設定できる仕組みで、記者が試したときは1分だった。景品は20センチくらいのスヌーピーのぬいぐるみだ。 永里社長によると、1カ所にかためて置かれた景品より、景品の山から離れた場所に置かれたものの方が取りやす