群馬県伊勢崎市の華蔵(けぞう)寺公園遊園地に展示されている特急列車「とき」の運転室から、かつて車内放送を流す際に使用された「チャイム」と呼ばれる機器が盗まれていたことが分かった。市が22日発表した。現役を退いた列車で実際に使用された機器やプレートはインターネットオークションなどで高値で取引されることもあるといい、列車を所有する市は同日、伊勢崎署に被害届を提出した。 ときは昭和53年に川崎重工業が製造。JR上越線で特別急行として活躍し、平成26年1月に車両としての役割を終えた。3月に市はJR東日本から車両を譲り受け約4800万円をかけて、ときを華蔵寺公園遊園地の一角に展示した。 市は外装を製造当時の色合いに塗装し直したほか、遊園地を訪れた人が昼食を取れるよう車両内にエアコンを設置するなどし、開園時間中は運転室も公開している。
![特急列車「とき」のチャイム盗まれる ネットオークションで高値の取り引きも 伊勢崎・華蔵寺公園遊園地(1/3ページ) - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2a16b5b035e24d30e98d6cb3d58f920eba1d3a8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fimages%2Fnews%2F150622%2Fafr1506220026-p1.jpg)