Prologの処理系には様々なものが存在する。 本稿では無償で利用できるSWI-Prolog の利用手順について説明する。 SWI-Prologについて SWI-Prologは多くのUNIXやMS-Windows で利用することが出来るエジンバラProlog (DEC-10 Prolog) 記法を採用したProlog処理系であり、ISO規格 にも準拠している。 本稿では阪口が筑波大学学術情報メディアセンターの 全学計算機システムの Linux環境(以下ichoと記す)にインストールした処理系の 使い方について説明する。 なお、SWI-PrologのホームページのURLは http://www.swi-prolog.org/ である。自分のPCなどで使用したい場合は、そちらからダウンロードして インストールすれば良い。MS-Windows版のバイナリパッケージはインストーラを 含んでいるので