菅官房長官は、午前の記者会見で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、環境対策に助言を行う委員会の委員が移設事業を受注した業者から寄付金を受け取っていたと、一部で報じられたことについて、委員会では公平中立に議論が行われており、運営に問題はないという認識を示しました。 これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「委員は、防衛省が専門分野や地域性などを勘案して選定し、委員会終了後にマスコミに議事を説明し、委員会における議事の概要を防衛省のホームページで別途公表している。委員会では公平中立な立場で議論が行われていると考えている」と述べました。 そのうえで菅官房長官は、「いずれにしろ、政府として、委員会の運営について問題ないと認識しており、引き続き、委員会の指導、助言を踏まえて、環境保全に万全を期していきたい」と述べました。 また、菅官房長官は、記者団が「委員会が計画の推進を前提としたも