骨の健康や骨粗しょう症予防にはカルシウムが大切なのですが、食品からカルシウムを摂取しても単独では吸収しにくいのが現実です。 その重要なお手伝いをしているビタミンがビタミンKです。 ビタミンKが不足するとどうなるのでしょうか? ビタミンKの働きとは? ビタミンKは骨にカルシウムを定着させて、丈夫な骨をつくる働きがあり、骨粗しょう症の治療食などでも推奨されています。 また、血液を程度に凝固させる働きもあって、血中にビタミンKが不足すると出血しやすくなります。 血液の凝固作用は、切り傷などで血の流れを止める働きもあるので、とても重要な働きがあります。 認知症はビタミンK不足が原因? 近年の研究で、認知症患者の食事内容などを調べ、食品から得られるビタミンKが不足していることが統計などでわかってきました。 また、動物実験でも、加齢とビタミンKの関連性が確認できており、ビタミンKが不足すると認知症にな