パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスのイスラエル攻撃から21日で2週間がたった。日本は外交で重視してきた「法の支配」を訴えるのを避けている。同盟国の米国と石油の輸入を頼るアラブ諸国などの両方への配慮がにじむ。イスラエルとハマスの衝突後、主要7カ国(G7)の外相が初めて実施した17日の電話協議。議長国である日本の発表はハマスへの非難やガザの人道状況の改善などを強調しつつ、法の支配
パレスチナ支持のデモに参加する親パレスチナの学生=12日、ニューヨーク市コロンビア大学/Jeenah Moon/Reuters ニューヨーク(CNN) 米国の大学に進学するまで、フアド・アブヒジレさん(25)はパレスチナ支持が誤りとされる世界のことを知らなかった。 アブヒジレさんは1948年の第1次中東戦争で難民となったパレスチナ人の子孫。この戦争ではイスラエル建国に伴い、およそ70万人のパレスチナ人が故国を追われた。アブヒジレさんの一家は最終的に隣国ヨルダンに移り住み、アブヒジレさんは他のパレスチナ難民の子どもたちと一緒にそこで育った。 ところが米ノースカロライナ大学に進学したアブヒジレさんは、反イスラエルまたは反ユダヤとみなされた人物をブラックリストに載せる匿名サイトに、自分の名が掲載されていることを知った。実名を使わないよう求めたにもかかわらず、ニュース記事に名前を出されたことがきっ
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