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ブックマーク / www.primate.or.jp (1)

  • 狂犬病から回復した最初の例

    狂犬病に感染した場合、直ちにワクチン接種と免疫血清の投与を行うことで発病を防ぐことができます。狂犬病ウイルスは神経を通って脳に運ばれるまでに時間がかかるため、それまでに最初は免疫血清が、ついでワクチンによる免疫がウイルスの脳内での増殖を阻止すると考えられています。 一旦発病した人は、治療法がなく、助かることはないとされてきました。ところが、米国ミルウォーキー州で2004年に狂犬病にかかった少女がワクチンや免疫血清を使わず、治療だけで回復した例が出て、かなりの話題になりました。人獣共通感染症連続講座176回では、「狂犬病を発病した患者の最初の回復例」として紹介しました。 ところで、今年出版されたBill WasikとMonica Murphy が共著の“Rabid: A Cultural History of the World’s Most Diabolical Virus”(狂犬病のよう

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