「ミュンヘン」について"政治的に正しくない"(とまでは言ってないけど。というか「アラブ人を描いたアメリカ映画としては十分"政治的に正しい"ってノリで書いたけど)みたいなことを前にくどくどだらだら書いたけど(「ミュンヘン」とか宗教右派とか他のこととか &ミュンヘン 2 政治性とのつきあい)、「父親たちの星条旗」は"政治的に正しい"。 ほんとに正しい。これほど"政治的に正しい"映画なんてあんまねーだろってくらい"政治的に正しい"。というか、第二次大戦のアメリカを描いた作品とは思えないくらい"政治的に正しい"。すさまじいまでに"政治的に正しい"。 ゆえにこの映画はつまらない。 あ、言っちゃった。 いや、いい映画だとは思う。多くの人に観てもらいたい。世界中の政治家さんや偉い人たちに観てもらって冷や汗でもかいてもらいたい。メディアの方々や広告関係のみなさんたちにも観てほしい。って、プロパガンダはう
![政治的に正しすぎる「父親たちの星条旗」――「硫黄島からの手紙」は? | Chupika Szpinak](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67fcb8849ae3fbb60e0cb40054532311685275f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F200509%2F07%2F58%2Fe006885820060827225616.gif)