君の名は。観てきました。よかった。突っ込みどころだらけの映画で、登場人物の行動に不自然な点が多すぎるようにも思ったけど、結局どうでもよくなった。魅力の方が勝ってしまった。勢い余って、嫌いだったシン・ゴジラのことを好きになってしまったほど、よかった。今となっては、君の名は。よりもシン・ゴジラの方が好きかもじれない。 もともと、シン・ゴジラは、嫌い嫌いといいながらも、そのスゴさは十分に認めていたんですよ。ゴジラの造形も素晴らしく、僕の心の怪獣ベストワンに君臨していたビオランテ(第二形態)を引き摺り下ろしてしまったほどだし、ゴジラが天災だった前半部分はマジで最高だった。あの美しい火炎放射の直後、行き場をなくした都民が地下鉄に避難するシーンが挿入される。あれマジで嫌でしたね。「ちょ……押すなよ!」みたいな怒声にリアリティがあった。あれ多分何人か圧死していると思うんです。ゴジラの火に焼かれるのはまだ