気象庁は25日、9〜11月の3カ月予報を発表した。9月と10月は全国的に気温が平年より高くなると予想され、秋の訪れは遅くなりそうだ。 同庁によると、南米ペルー沖のラニーニャ現象の影響で、日本付近を流れる偏西風の南下が例年より遅くなる。そのため、9月は太平洋高気圧が弱まらず、10月も暖かい空気に覆われて、全国的に気温が上がる。東日本と西日本では9月いっぱいは30度を超える日もあるという。 北日本と沖縄・奄美では、低気圧や暖かく湿った空気の影響で、9月は降水量が多くなると予想している。
日本学術会議は代替療法「ホメオパシー」の効果について、「科学的な根拠がなく、荒唐無稽(こうとうむけい)」とし、医療従事者が治療法に用いないよう求める声明を24日、発表した。山口市の女児ら死亡例が出たことを重視し、この療法が広まる前に、芽を摘む必要があると判断した。同会議が、特定の療法を否定するのはきわめて異例だ。 金澤一郎会長が会見で発表した。声明では、現段階でホメオパシーを信じる人はそれほど多くないが、医療現場から排除されないと「自然に近い安全で有効な治療という誤解」が広がると指摘。科学的根拠は明確に否定されており、医療関係者が治療に用いることは認められないとした。 日本学術会議は、約84万人の科学者の代表として選ばれた210人の会員と、約2千人の連携会員からなる日本の「頭脳集団」。政府に対する政策提言や、社会への啓発などを行う。唐木英明副会長によると、1年半ほど前からこの問題につい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く