海江田万里経済産業相は29日の記者会見で、東京電力福島第一原発事故に伴う損害賠償を議論する組織を立ち上げる方針を明らかにした。避難を強いられた住民や、放射性物質が検出された農産物が出荷停止となった農家などへの補償額などを検討する。 原発事故の賠償の範囲などは、原子力損害賠償法(原賠法)に基づき、専門家らでつくる原子力損害賠償紛争審査会が決める。海江田氏は設置する政府組織について「審査会の手前の段階で、もう少し政治的な判断をするものになる」と説明。今回の賠償額は数兆円に達するとの見方もあり、保険などでカバーする原発1事業所あたり1200億円を超える分の東電と国の負担割合などについて検討するとみられる。
独立行政法人・造幣局(大阪市北区)は28日、春の恒例行事「桜の通り抜け」を4月14〜20日に開催すると発表した。東日本大震災の被災者への配慮や東京電力の計画停電を踏まえ、ライトアップを中止。夜は例年より4時間短縮し、午後5時までとする。 造幣局は中止を検討したものの、「多くの人に親しまれた行事」として開催を決定した。過去5年は期間中に平均約70万人が訪れたが、ライトアップ中止で見物客が2〜3割減る可能性があるという。 会場は大阪市北区天満1丁目の造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行(約560メートル)。128品種352本で、今年は白色の花を咲かせる「伊豆最福寺枝垂(いずさいふくじしだれ)」が加わった。平日は午前10時〜午後5時、土・日は午前9時〜午後5時。問い合わせはハローダイヤル(050・5548・8686、午前8時〜午後9時)。会場には、東日本大震災の被災者支援を
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