【川田惇史、千葉雄高】関西の鉄道で、座席に針や画びょうがまかれる被害が相次いでいる。大阪市営地下鉄千日前線で18日、乗客から「画びょうが刺さった」と申告があり、JR大和路線では一度に51本の針が座席で見つかった。今春以降、被害は7事業者で計199件にのぼり、各社とも警戒を強めている。 大阪市交通局によると、18日午前6時半ごろ、千日前線なんば駅を出た野田阪神行き電車内で、男性客が「座ったら画びょうが尻に刺さった」と車掌に届けた。男性は画びょうを手渡して立ち去ったため、けがの程度は不明という。 市営地下鉄の車内では5月以降、針やカッターナイフの刃などが相次いで見つかっており、今回で51件目。「刺さった」との届け出は初めてという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら