パナソニックが試作した家庭用植物工場=千葉県柏市若柴「癒やし効果」が期待される植物工場=東京都世田谷区リーフレタスの収穫をしている福島県川内村の野菜工場=河合博司撮影 【荒海謙一、岡本進】天候に左右されず、安定的に安全な作物を育てる「植物工場」が様々な分野に広がっている。都内の病院は患者の「癒やし」に活用し、メーカーは高級家電として商品化を目指す。一方で、塩害や風評被害に悩む東日本大震災の被災地では、農業復興の手段として期待されている。 ◇ 東京都世田谷区の下北沢病院は、入り口に置いた植物工場で、新規入院患者の希望に応じて「マイレタス」を植え、成長を見守ってもらう取り組みを続けている。入院生活の励みにしてもらうためだ。 今年は7月から始め、これまでに男女5人が希望。約1カ月入院し、8月中旬に退院した女性患者は「すくすく育ってうれしかった」と話したという。 植物工場は高さ2
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