イノシシが田畑を荒らしたり、住宅地に出没して暴れたりする例が各地で相次いでいる。そんな中、山口県東部でイノシシの捕獲数が急増中だ。どこから現れたのか、陸続きの地域だけではなく、周防大島町や平郡島(へいぐんとう)(柳井市)など、従来いなかったはずの島しょ部でも著しく増えている。自治体は奨励金を出すなど駆除対策に力を入れるが、有効策は見つかっていない。 夕闇迫る伊予灘。平郡島から約400メートル沖の波間をイノシシが泳いでいるのを、柳井港から平郡東港に向かうフェリーの松永佳一船長(50)が見つけた。体長約1メートルのイノシシは、約5キロ先に見える八島(同県上関町)の方向に向かっていたが、フェリーに気づくと素早く向きを変え、平郡島に戻った。 「10月中旬の午後5時40分ごろでした。前にも2回見たことがある。八島に渡ろうとしていたのでしょう」と松永船長は話す。 もともと平郡島にイノシシはいなかった。
寺院や工場が点在する東京の下町・清澄白河が「コーヒーの街」としてにぎわっている。焙煎(ばいせん)所を伴う本格的なカフェが急増。背景にあるのは、アートによる町おこしだ。もともと木材業者が多く、大型の焙煎機を置ける倉庫が多く残っていたことも後押しした。 12月上旬の週末。地下鉄・清澄白河駅から東に800メートルほどの「ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー清澄白河ロースター」は、店外まで行列ができていた。入店すると豆を煎った香ばしい匂いとともに、高さ約3メートルの焙煎機が姿を現す。 仙台市から来た木村彩花さん(26)は「焙煎した場でコーヒーが飲めるなんて幸せ」。横浜市の男性(34)は「最先端のコーヒーと現代アートを一緒に楽しめる場所。また来たい」。 お店は、2012年4月にオープン。建物はかつて木材倉庫だった。開店時からのスタッフ、矢沢政治(まさはる)さん(40)は「本格的な焙煎機を置ける
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