静岡県で園児がバスに置き去りにされ死亡した事件を受け、政府が全国すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めていることが分かりました。 静岡県の事件を受け、政府は、通園バスを持つ全国およそ1万箇所の施設で緊急点検を行い、来月中に再発防止策をまとめる方針ですが、政府関係者によりますと、国が補助金を出し全国すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めていているということです。 全国小規模保育協議会 駒崎弘樹理事 「やはりヒューマンエラーというのはですね、どうしても起きてしまう。置き去り防止装置の設置の義務化というのを是非してはいただけないかと」 小倉こども政策担当大臣はけさ、子育て支援団体などと意見交換を行い、「保護者や職員の精神的なストレスを一刻も早く解消しなければならない」と話しました。 参加者からは「置き去り防止装置の設置を義務化するよう」求める声があがっていて、今後検討