オーストラリアの連邦警察は23日、国内第2の都市メルボルンの中心部でクリスマスの日にテロ攻撃を計画した容疑で5人を逮捕したと発表した。いずれも豪州国籍を持つレバノンなど中東系の20代の男らが爆発物を仕掛ける計画だったといい、警察当局は年末年始の警戒を強めている。 ターンブル首相はシドニーで記者会見し、メルボルンの5カ所で一斉捜査を行った結果、「メルボルン中心部でクリスマスの日かその前後に、爆発物を爆発させるテロ攻撃の計画があったことがわかった。この数年間で未然に防いだテロ攻撃の中でも、最も重大な計画の一つだ」と述べた。過激派組織「イスラム国」(IS)に影響されたテロ計画だった、としている。 警察によると、22日夜からの一斉捜査で7人を逮捕し、うち2人を釈放した。身柄拘束中の5人のうち4人は豪州生まれのレバノン系、1人はエジプト生まれで、いずれも豪州国籍を持っているという。標的場所とみられる
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