高い家賃、買うには高すぎる不動産、にもかかわらず狭いアパート。パリに住むには経済的な犠牲と、住み心地の大きな妥協を伴います。独身ならまだしも、子供ができるとパリ20区内を出て、郊外に引っ越すのが当たり前という状況になっています。パリの家賃を抑え、中産階級が住める街を取り戻そうと、20人のパリ市民がパネルディスカッショングループを結成し48の意見書をまとめ、本日5月3日、パリ議会に提出しました。 パリ不動産価格、前年比+8.6%で過去最高記録を更新 パリの不動産平均価格は2017年末の時点で、1平米当たり9040EUR(約117万円)、前年より8.6%も値上がりし、1年間の価格上昇率の最高記録を更新しました。ちなみに、価格上昇率が過去最高と言われた2012年の1平米当たりの価格は8460EUR(約109万円)でした。2018年は、4月の時点ですでに1平米当たりの価格が9210EUR(約119
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