「外国人嫌悪」 外国人嫌悪とは、外国人や異民族などのアウトサイダーと見られている人や集団を嫌悪、排斥あるいは憎悪する気質を指す言葉だ。経済のグローバル化が進んでいると言われて久しいが、私たち人間の“気持ち”の部分でのグローバル化はなかなか難しいようだ。 特に、人口の98.5%を日本人が占める国では外国人嫌悪が強いと揶揄されることも少なくない。日本に住む外国人のほとんどが多かれ少なかれ外国人差別を経験したことがあるという。 日本最古の英字新聞社であり、在日外国人向けに情報を発信する「JapanTimes」では度々、日本における外国人への差別が話題にのぼっている。そのなかでも最近、記者のデビットさんが書いた「Police, media must consider plight of those caught in linguistic dragnet」には多くのコメントが寄せられ、反響が大きか