3日夜、山口県下松市の山陽自動車道で、車7台が次々と衝突し、母親と子ども2人の3人が死亡、6人がけがをした事故で、死亡した親子の乗った乗用車は当時、渋滞の最後尾で停止していたことが、警察への取材で分かりました。警察は、トラックがこの車に追突したのをきっかけに玉突き事故が起きたとみて、トラックの運転手から事情を聞くなどして原因を調べています。 警察によりますと、この事故で、乗用車に乗っていた山口市阿知須の中井麻美さん(37)と、息子で中学2年生の秀悟さん(13)、娘で小学4年生の麻穏さん(9)の3人が死亡しました。また、この車を運転していた中井さんの夫とみられる男性と3歳の息子、それにほかの車に乗っていた合わせて6人がけがをしました。 警察によりますと、現場は当時、別の事故の影響でおよそ4キロにわたって渋滞していて、中井さんの車は渋滞の車の列の最後尾で停止していたことが、警察への取材で分かり