女性閣僚がフェミニズム批判=活動家反発、論争過熱−ドイツ 女性閣僚がフェミニズム批判=活動家反発、論争過熱−ドイツ 【ベルリン時事】ドイツの若手閣僚で、女性のシュレーダー家庭相(33)が著名な女性解放運動活動家アリス・シュワルツァー氏(67)の著書に批判的な論陣を張ったところ、女性解放運動を理解していないとの非難の声が上がり、時ならぬフェミニズム論争が巻き起こっている。 家庭相はシュピーゲル誌とのインタビューでシュワルツァー氏の1975年の著書を取り上げ、「異性間の性交渉は女性が服従して可能になるというのは誤り。人類存続に必要なことを服従と決め付けるのはばかげている」と主張した。 また、男女の賃金格差は「男性が電気工学を好んで学ぶのに対し、女性は人文科学を選ぶのが原因」と持論を掲げ、「企業が文学者より技師に高い賃金を出すのを禁止はできない」と指摘した。 統計局によると、女性の給与は男