天才バカボン 作:赤塚不二夫 発行:講談社 損をすることが嫌いで、何もしないで金を儲けたい男が自分の体のパーツを次々に売り払い、だるま人間にされて脳みそも売ったため、ついには「もうひえまひゅ(もうかります)!」とした言えない人間になってしまうというお話。 オチはバカボンのパパが男にだるまの模様を描いて1万円で売り払い、「だるまされたお前がわるいのだ!」と言う。 パパ、残酷… 四肢を切り落とし、臓器売買までして金を儲けただるま男というブラックユーモアだが、本編も内容が危険すぎて単行本未収録に。 バカボンは他にも何を言われても逆らえない男が家や財産の全てを奪われる話や、パパが後輩に焼身自殺を迫り続ける話など危険な話が多い。 なお、最終回を含む1988年版のバカボンは「あまりにも過激な内容を含むため、これまで公式に未単行本化の状態で、イーブック版にも未収録です」と回答されている。 バカボンのパパ