「英語が話せるようになりたい」という人は大勢いますが、その「話せる」というのが具体的にどのような状態を指すのかまで考えている人はほとんどいないように見えます。 たとえば、アナウンサーも漫才師もどちらも「喋りのプロ」ですが、その喋りが向かう目的はかなり異なり、それゆえに求められるスキルも違います。 同様に「英語が話せる」も、「どこで」「誰と」「どんなことを」話したいのかで、向かう方向は異なり、やるべきことが違ってきます。 そこをきっちりと定めないと、新しく出た教材や「私はこうやって英語ができるようになった!」という情報に飛びつき、振り回されてしまいます。 あっちふらふら、こっちふらふら、英語は上達しないまま、なのに勉強法にはやたら詳しい、という「イタイ」人になりかねません。 ですから、まずは「自分はなぜ英語を身につけたいのか」「英語を身につけてどうなりたいのか」というのを突き詰めて考え、自分