記者会見の冒頭で「不誠実な対応があった」と謝罪する千田貴浩副館長=盛岡市の岩手県立博物館で5日、日向米華撮影 岩手県立博物館(盛岡市)の学芸員が所有者に無断で金属製の文化財の一部を切り取っていた問題で、同館は5日、記者会見した。冒頭で千田貴浩副館長は「サンプリング(切り取りによる分析)を相手に伝えないまま行った。本来であればコミュニケーションを取って進めるべきだった。不誠実な対応があった」と認め、謝罪した。 会見には千田副館長らのほか、切り取りをした赤沼英男上席専門学芸員も出席した。赤沼氏は「相手に説明し、納得してもらったうえでやらなければいけなかった。相手に説明が伝えられなかったのが大きな原因」と釈明した。無断切り取りの件数については「2001~14年の間に最大200点だが精査する必要がある。分かっている範囲では少なくとも80点はある」と語った。
キャリコネニュースTOP ライフ 出産・子育て 公園のベンチに座っただけで通報されたおじさん 不審者扱いの理由は「普段は見ない人。スマホを使っているから盗撮かも」 世間には危険が多数潜んでいる。高齢者が乗り回す車はしばしば逆走するし、通り魔だって起きる。いつ、どこで恐ろしい事に巻き込まれるか分かったものではない。 大多数の国民はそういった脅威をもたらす存在でもないし善良だ。ところが稀に、善良な人々が必要以上に警戒し、過剰な対応をしてしまうこともある。例えば、公園に立ち入っただけで誰かに危険因子扱いされたとしたら、みなさんは平気だろうか。(文:松本ミゾレ) 警察官も通報者を「公園で休憩するのに許可はいりませんので」となだめる始末 先日、公園脇の自販機でジュースを買っていると、なんだか遠くで物々しい言い争いが聞こえた。野次馬根性丸出しで喧噪を眺めたら、1人のおじさんが数人の警察官に囲まれ、なに
中国の北京で民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧され、大勢の死傷者が出た天安門事件から4日で30年。中国政府は「巨大な発展の成果が当時の行動が完全に正しかったことを示している」として、当時の対応は正しかったと改めて主張しました。 中国政府は319人が死亡したとしていますが、犠牲者の数ははるかに多いという指摘もあり、遺族は事件の真相究明や責任の追及を求め続けています。 天安門事件に対する見解について、中国外務省の耿爽報道官は4日の記者会見で「巨大な発展の成果が当時、中国政府が取った行動が完全に正しかったことを示している。政治を安定させ、経済発展や社会の進歩を継続させることができた」と述べて、当時の対応は正しかったと改めて主張しました。 そのうえで「中国共産党と中国政府は、誰よりも国民の幸せや健康を気にかけている。われわれは中国の特色ある社会主義の道を確固不動の方針として前進していく」と述べ
東京土建品川支部の組合員、中野健太郎さん(配管設備)が工具箱にマイナスドライバーなどを入れていたことが犯罪とされ、中野警察署で違法な取り調べを受けた。警察官からは「建設業者はろくなもんじゃない、クソだ」などの差別的な発言もあったという。中野さんは「建設業者全体の問題だ」と考え、東京都に慰謝料の支払いを求めて提訴。6月13日には東京地裁で第1回公判が開かれる。このほど、東京土建の会議で中野さんが話した内容を紹介する(東京土建機関紙「けんせつ」6月1日号から転載、一部略) ○ 2月4日の夜、マンションで漏水が発生したとの緊急要請で対応しました。午後10時半ごろに仕事を終え、作業車に戻って一服していたところへパトカーが来て、職務質問されました。 免許証と車検証を見せて説明。車の中も見たいというので見せたところ、工具箱からガラスクラッシャー、電工ナイフ、マイナスの貫通ドライバーが出たということで、
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