「統一日報」は日本で発行されている韓国の保守系新聞だが、昨年8月15日付で興味深い記事が掲載された。「反日種族主義を克服せよ」という小見出しの、李栄薫(イ・ヨンフン)・李承晩学堂校長の建国70周年インタビューである。以下は、記事の冒頭に掲載されたリード文である。 「大韓民国が建国されてから70年が経ったが、韓半島に初めて出現した近代国民国家の建国史について日本語で書かれた本は、意外に少ない。李栄薫前ソウル大学教授が執筆し、和訳された『大韓民国の物語』は、一般人にもわかりやすい代表的な本だ。経済史学者として国内外に知られる李教授は、定年退職後『李承晩学堂』と『李承晩TV』を設立し、現代史を国民に広く教える活動をしている。ソウル中心部に近い南山の李承晩学堂を訪ね、建国70年を迎える大韓民国の成功と繁栄、そしてここ20年間の韓国社会の停滞の原因を分析し、今後の課題について聞いた。大韓民国の正常化
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