2014-09-28 「憧れの人」を抱くのは危険思想 今週のお題「憧れの人」 たまに、はてなブログの今週のお題に答えてみるか。今週のテーマは「憧れの人」。 憧れの人と「烏合の衆」 私には特定の憧れの人はいない。「憧れの人」がいるということは、「憧れていないその他大勢の烏合の衆」の存在認知と表裏一体の問題だと思う。それは最終的にはファシズムに行きつくし、憧れていない烏合の衆の排除の論理へと繋がる危険思想である。 「憧れの人」と男女の結合 人間は何に憧れるのだろうか。一つには自分の欠けているものを補ってくれる人物に憧れる。それは男女の関係もそうだし、日本の国造りの神話もそうやって創生されてきた。男女の結合の根源に憧れがある。 「憧れの人」と戦争 あるいは圧倒的な力だ。圧倒的な力に人々は感激して歓呼の声を上げる。例えば戦争に対して人々は憧れを抱く。ご時世で戦争の悲劇のメロドラマの形を取っているが