しくしく。しくしく。  雨の音かと思ったが、そうではなかった。  しくしく。しくしく。  郁芳門院が泣いているのであった。 「どうした?」  白河上皇が聞くと、郁芳門院は答える代わりに歌を口にした。 「恋ひわ

rekishi_chipsrekishi_chips のブックマーク 2022/09/03 15:23

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嘉保の強訴4.夜霧の訪問者 - 歴史チップス

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