2023年3月11日のブックマーク (1件)

  • 「東京一極集中」に貢献している地域ランキング

    人口動態を専門とする筆者の予想どおり、2022年は転入数が転出数を上回る「転入超過数」(移動による人口の純増)で東京都が3.8万人となり、再び首位に返り咲きました。2021年にはコロナ感染防止のための都道府県間の移動制限の影響をうけて6位(1位から神奈川、埼玉、千葉、福岡、大阪)にまでいったん転落しましたが、バブル崩壊後の1997年に男女合計で転入超過エリアとなって以降、不変の転入超過による人口集中はとどまることがありません。 人口問題において、いまだに地元の転入超過総数が「増えた、減った」だけで議論しているエリアが散見されますが、そのようなどんぶり勘定の議論では、東京都の1997年から(女性は1996年から)続く四半世紀にわたる人口一極集中を止めることは不可能といってよいでしょう。 このようなどんぶり勘定での人口議論を見直していただくためにも、巷で言われる「東京一極集中」について今回は、

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