ブックマーク / globe.asahi.com (10)

  • 高齢者差別、韓国で拡大「年金虫」「入れ歯カチカチ」厳しい視線、背景に生産性の問題:朝日新聞GLOBE+

    忠南大学教授(家族社会学) 1970年生まれ。エイジズムと高齢者の人権問題について研究している。早稲田大学と京都大学の研究員として、日韓国の比較や、日の地域高齢者ケアについても研究した。韓国社会学会副会長。 韓国ではエイジズムという言葉自体はまだ知られていませんが、高齢者差別、老人嫌悪という言葉は一般的です。お金だけがかかり、何も生み出さない「年金虫」という言葉があります。また、「トゥルタック」という言葉もあります。入れ歯がカチカチなることを差しますが、それが老人嫌悪の象徴の言葉として使われています。 その差別が起きる要因として最も大きいのが、経済的な問題です。韓国は社会の変わるスピードがとても速い。社会学の世界では「圧縮的な社会」といいます。資主義化と産業化が急速に進んだために、生じる問題にじっくり取り組むひまがなかった。韓国では高齢者を敬う社会だったのが、生産的でない高齢者は価

    高齢者差別、韓国で拡大「年金虫」「入れ歯カチカチ」厳しい視線、背景に生産性の問題:朝日新聞GLOBE+
  • 10年前の連続テロ、政治のカードに 「事件を教訓に」と言えないノルウェー:朝日新聞GLOBE+

    2011年7月22日。多くの人が夏休みを満喫する中、オスロ中心部で大きな爆発音が響いた。政府庁舎での爆破事件では8人が死亡、その後オスロ市から離れたウトヤ島では、多くの若者を含む69人が銃乱射事件によって死亡した。ブレイビクが狙ったウトヤ島では当時、中道左派「労働党」の青年部が夏合宿を行っていた。ノルウェーは若者を大事にする国で、各政党の青年部は優秀な政治家を育てる機関でもある。ブレイビクはその労働党の卵である青年部の10~20代の若者を狙った。 今年は10年目ということもあり、政府主催の記念式典が開催され、大々的な報道が7月頭から22日まで続いていた。 式典には王室一家、ソールバルグ首相、テロが起きた当時に労働党の党首で首相でもあった現在のNATO事務総長ストルテンベルグ氏ら、そして遺族が参加した。 首都オスロでは市民がオスロ大聖堂や政府庁舎の前に、労働党のロゴであるバラの花をたむけた。

    10年前の連続テロ、政治のカードに 「事件を教訓に」と言えないノルウェー:朝日新聞GLOBE+
  • なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+

    東京都知事選を翌日に控えた7月4日、土曜日の昼下がり。私は、ある学生団体が主催するオンライン討論イベントに招かれた。テーマは民主主義。日政府のコロナ対応はうまくいったと思う?  明日の都知事選、どんな視点で投票するんですか?  全国各地から参加してくれた若者たちと意見を交わすうち、都内の大学に通う4年生の男子学生(23)の発言に、メモを取る手がとまった。 「ぼくは選挙に行くとき、候補者の主張を調べはします。でも、どうしても距離を感じてしまうので、多数派から支持を得ている人に投票するようにしています」――。 え、どういうこと?  理由はこうだった。 子育て、年金、医療、働き方……各候補が様々な政策を主張するけれど、どれも「自分ごと」に感じられない。でも、選挙に行かなきゃ大人じゃない。国民の義務を果たしていないと言われたくない。そんなあやふやな考えの自分の1票が変な影響を与えないよう、せめて

    なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+
    envygreedlust
    envygreedlust 2020/10/01
    若者が夫婦別姓・同性婚支持しかつ自民党支持ってのは、要は「熱心に唱える人がいる事柄は尊重する、自分に関係無い範囲で」ってことでしょ 子どもの頃から蛸壺で同世代でも別々のものを見てきた世代なんだから
  • インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+

    ■「新しい人生が始まった」 「私はすべての人間が平等であると信じます。今日、新たな人生を手に入れたと信じます」 昨年10月下旬、刺すような日光を遮る天幕の下で、数百人が手を合わせ、僧に続いて唱和した。改宗の儀式だ。終わると、仏教徒になった証明書を受け取る。「インドのへそ」とも呼ばれ、国土の中心に位置するナーグプル。毎年9~10月の数日間、改宗をする人やそれを祝福する仏教徒ら数十万人が集まる。 約900キロを鉄道でやってきた大学生ラワン・パル(23)は、「不可触民(ダリト)」と呼ばれてきた、カーストで最底辺層の出身。両親の希望で、改宗式にやってきた。「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入ることも許されない。学校では教師から避けられ、警察からも嫌がらせ。犬のような扱いだった」 2007年に改宗して以来、毎年この地に来るナラヤン・アムテ(69)は「犬の方がまだいい」とさえ言う。「犬は村の井

    インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+
    envygreedlust
    envygreedlust 2020/09/12
    カーストは産業・職業と結びついており近年ではIT産業でもカーストが形成されつつある由 また、あれだけ高度成長しても中国の都市/農村戸籍は崩れていない 人口10億超の社会特有の問題なのか 難問ですね
  • 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】世界で急成長の日アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった結果だと思うんですよ。例えば、ピクサーなどはまだ子供のために見せるという使命が残っていますよね。日はもうないですよ。 それはね、逆に言うと、そこが穴場なんです。「我々の世代に向けて語ってくれるメディアってない」と、ティーンエージャーや20代前半の人が思うわけです。とこ

    日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+
    envygreedlust
    envygreedlust 2020/03/06
    日本映画の黄金期にはメロドラマもアイドルものも原作ものもあった上で、更に例えば「市役所職員の苦悩」で一本映画が出来て金も賞も付いてきた 今の日本アニメは黄金期ではない、ということなんでしょう
  • チェルノブイリの国ウクライナが原発を使い続ける理由:朝日新聞GLOBE+

    1986年に人類史上最悪の原子力事故が起きたチェルノブイリ原発4号炉。これは2014年5月に撮影した写真であり、その後シェルターに覆われたので、今となっては貴重な一枚か(撮影:服部倫卓)

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  • ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+

    でCMや広告が差別的だと話題になり炎上することがしばしばあります。そのたびに、「日では、企業側のジェンダーの平等に関する意識がまだまだ低い」などの批判の声が挙がります。でも企業がときに差別問題に疎いのは何も日に限った話ではなく、海外の企業でもそういった問題は見られます。今回は、ドイツDIY企業「HORNBACH AG」がアジア女性を差別的に描く動画を流し問題になっています。「白人」それも「一部の白人男性」の視点しか取り入れず、東洋人女性を明らかに見下した内容の動画を流したことで、ドイツでも当の意味での多様性への道のりはまだまだ遠いことがわかります。 問題となったのは、以下のオリジナル動画です。 登場するのは庭仕事で汗をかいている5人の白人男性です。庭仕事の後、彼らの汚れた下着は真空パックされます。日人とも思われる女性(動画ではわずかですが、「春の匂い」と「日語」が映りこんで

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    envygreedlust 2019/04/02
    ニュース検索の結果・4/2現在、ドイツの経済ニュース(同社は上場企業だからね)、ドイツの地方新聞、英国Gardianあたりが報道してる 英語でニュースになったので広がるかな?広がらないかな? 株価は下がっていない
  • いま「左派のポピュリズム」に注目すべき理由 :朝日新聞GLOBE+

    最近出版されたのは、アルゼンチン出身の政治学者、エルネスト・ラクラウ(1935~2014)の代表作「ポピュリズムの理性」(澤里岳史、河村一郎訳、山圭解説、明石書店)と、ベルギー出身の政治学者でラクラウの公私にわたるパートナーでもあったシャンタル・ムフ(75)の「左派ポピュリズムのために」(山圭、塩田潤訳、同)。これまで「大衆迎合主義」と訳されて批判されがちだったポピュリズムに新たな可能性を見いだし、積極的に政治に取り入れようとする姿勢が、両書に共通する。両書にかかわった山氏は、ラクラウ/ムフ思想の研究者として知られる。 左派ポピュリズムは果たして、右派ポピュリズムと同じく混乱の要因なのか。それとも、政治に新たな可能性を切り開くのか。 ――今なぜ、この2人が注目を集めるのでしょうか。 エルネスト・ラクラウとシャンタル・ムフは、左派ポピュリズム運動から理論的支柱と見なされています。南米で

    いま「左派のポピュリズム」に注目すべき理由 :朝日新聞GLOBE+
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    envygreedlust 2019/03/29
    左派ポピュリズムって「増税はしない、子ども手当は出す、埋蔵金!」ってこと?/理論は大切だけど、日本は「民主党」で既に実践してるから...
  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

    「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+
    envygreedlust
    envygreedlust 2018/12/13
    かつて菅元首相は参院で「議会制民主主義というのは期限を切ったあるレベルの独裁を認めること」と述べた 朝日新聞読者には馴染みやすい思考なのでは? / 我々は中国の政治社会を否定する言葉をもっと持たないとね
  • トルコ大統領にたてついたサッカー界の英雄は今:朝日新聞GLOBE+

    「暗い時代が永遠に続くわけがない」とシュキュル=Jason Henry/The New York Times。強権の大統領エルドアンと対立し、2015年秋に米国に渡った

    トルコ大統領にたてついたサッカー界の英雄は今:朝日新聞GLOBE+
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