ブシロード橋本社長インタビュー　9ヶ月決算は大幅増益も「回復途上」 絶好調『シャドウバース エボルヴ』は需要への対応に注力　社員発IPなど組織改革の成果着々【追記・修正あり】 ブシロード<7803>は、5月13日、第3四半期決算を発表すると同時に、2022年6月通期の業績予想の上方修正を行った。今回、同社の橋本 義賢社長(写真)にインタビューを行い、第3四半期の決算を振り返ってもらいながら、ブシロードの事業の大きな変化についても語ってもらった。 まず、発表した数字は以下のとおり。 【第3四半期累計の決算】 ・売上高:290億2300万円(前年同期比6.8%増) ・営業利益:19億6700万円(同365.0%増) ・経常利益:32億0800万円(同512.2%増) ・最終利益:20億3300万円(前年同期1億6100万円の損失) ※決算期変更のため前年同期との比較は参考値。 【2022年6月

ビジュアルアーツは、同社の成人向けゲーム事業を新設する「イープロダクト株式会社」に移管することを明らかにした。本日(5月23日)付けの「官報」に掲載された「新設分割公告」で明かした。 同社は、アニメとゲームに関連するビジネスソリューションを提供するコンテンツ企業。「CLANNAD」や「Angel Beats!」「Summer Pockets」などを展開するブランド「Key」で知られている。 直近では、グリー<3632>グループのWFSと共同でスマートフォンゲーム『ヘブンバーンズレッド』をリリースし、セールスランキングで1位を獲得するなど大ヒットに導いたことは記憶に新しい。 なお、直近のビジュアルアーツの2021年6月期の決算は、最終利益が1億9300万円だった。

©円谷プロ バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(5月11日)、2022年3月期におけるIP別売上高を発表し、『ウルトラマン』が前の期比95.3％増の168億円と大幅に伸びたことを明らかにした。国内トイホビーも同63.2％増の80億円と好調だった。フィールズ<2767>が昨日(5月10日)、子会社である円谷プロダクションの業績が大きく伸びたと発表したが、パートナーとして玩具などを扱っている同社の業績も大きく伸びたことが伺える（関連記事）。 主力コンテンツも伸びた。まず、『機動戦士ガンダム』が同7.1％の1017億円だった。プラモデルやコレクターズフィギュア、キャラクターくじ等のハイターゲット層(大人層)向けの商品が、デジタルを活用した販売・マーケティングや、海外における展開の拡大により好調に推移したとのこと。このほか、『ドラゴンボール』や『NARUTO』『ワンピース』なども

任天堂<7974>は、本日（5月10日）、10月1日付で1対10株の株式分割を実施することを発表した。基準日は9月30日となる。 株式分割の目的は、投資単位の水準の引き下げにより、株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図るため、としている。 なお、これに合わせ、定款の発行可能株式総数を4億株から40億株に変更することと、株式分割後の2023年3月期の期末配当金以降の配当方針を変更することを発表した。配当方針の変更については実質的な変更はなく、株式分割に伴う文言的な調整となっている。

ソニーグループ<6758>の2022年3月通期のモバイルゲームの売上高は、前の期比で19.8％減の1109億2300万円だった。また第4四半期(22年1～3月)については、前年同期比23.3％減の263億8300万円だった。四半期別のデータを開示してから8四半期目となるが、前年同期比での減収は4四半期連続となった。 モバイルゲーム事業については、アニプレックスを中心に事業展開を行っている。代表的なタイトルは、『Fate/Grand Order』をはじめ、『マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝』『ディズニー ツイステッドワンダーランド』『きららファンタジア』だが、増減要因については開示されていない。 なお、2023年3月期については、モバイルゲームについては減収を見込んでいるとのことだ。

ブシロード、映画の配給やIP開発を行うチームジョイと資本業務提携　海外コンテンツの日本展開やアジアを中心とする海外進出で協業 ブシロード<7803>は、この日(4月25日)、映画の企画、制作、宣伝、配給業務や、IP の開発を行うエンターテインメント企業チームジョイの第三者割当増資を引受け、資本業務提携を行うことを明らかにした。出資額や出資比率などについては非開示。5月31日に実行する予定だ。両社が有する経営資源と経営ノウハウを有効活用し、グローバルかつ新たなビジネス・IP の創出を共同で行っていきたい、としている。 ブシロードグループは、IP を軸にアニメ、ゲーム、音楽、イベント、MD など様々な事業展開を行う IP ディベロッパーを基本戦略としている。昨今の IP 市場において海外での IP 開発もより国内開発が盛んになり日本国内でもその存在感は日々強まっており国内市場も急激に拡大してい

『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！(以下、ガルパ)』5周年を記念したイベント「ガルパ5周年記念ファンフェスタ in 秋葉原」が3月19日～20日に開催された。イベント初日に発表会を行い、ゲームの今後のアップデート情報やライブ情報など「BanG Dream!（バンドリ！）」プロジェクトの新展開が多数発表となった。 それらの発表は、いわば新型コロナの大きな影響を受けていた「バンドリ！」プロジェクトの積極攻勢への狼煙といえるものだが、今回、発表会に登壇したブシロード<7803>の木谷高明会長(写真左)とCraft Eggの森川修一社長(写真右)にインタビューを行い、6周年に向けた取り組みと再飛躍に向けたイメージについて話を聞いた。 ――：よろしくお願いいたします。改めて、5周年の感想をお願いします。 木谷氏：ここまでよく続けてこられたなと思っています。新しいことをやる時期に差しかかってきまし

2月14日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、「ワールドトリガー」とのコラボレーション第2弾を開催中のミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位に立った。 そしてこの日は、3位にWFSのWright Flyer StudiosとビジュアルアーツのKeyが2月10日にリリースした新作『ヘブンバーンズレッド』がランクインしてきた。本作は、原案・メインシナリオを「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ!」「Angel Beats!」などを手掛けた麻枝 准氏が担当したドラマチックRPG。なお、現在ゲーム内では「リリース記念5大キャンペーン」や「リリース記念ガチャ」を開催しており、好調なスタートを切る原動力となったようだ。 出所：AppAnnie また、同じく2月11日よりサービスを開始したばかりの新作であるenish<3667>の『進撃の巨人Brav

ネクソン、21年12月期決算は営業利益18％減の915億円　最高売上だった前期の反動　新報酬制度の導入や人件費、研究開発費の増加が重荷に ネクソン<3659>は、この日(2月8日)、2021年12月通期の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益2744億6200万円(前の期比6.3%減)、営業利益915億4100万円(同17.9%減)、税引前利益1354億7200万円(同25.2%増)、最終利益1148億8800万円(同104.4%増)、EPS126.55円だった。 ・売上収益:2744億6200万円(同6.3%減) ・営業利益:915億4100万円(同17.9%減) ・税引前利益:1354億7200万円(同25.2%増) ・最終利益:1148億8800万円(同104.4%増) ・EPS:126.55円 過去最高の売上収益を達成した前の期との比較により、売上収益が減少したことに加え、販売管理

ブシロード<7803>のグループ会社として「株式会社アルゴナビス」が2022年2月1日付で「from ARGONAVIS」に関する事業を行う新会社として設立した。また同日、「アルゴナビス設立セレモニー」を開催したことを発表した。 ■会社設立を記念し「アルゴナビス from BanG Dream! AAside」メインストーリー公開! 同日21時に YouTube「ARGONAVIS ch.」で「アルゴナビス from BanG Dream! AAside」(以下ダブエス)のメインストーリー全8章をフルボイスで公開。さらにアルゴナビス設立を記念して、リズムゲーム『D4DJ Groovy Mix』(以下グルミク)でダブエスの楽曲コラボ開催。各バンド1曲ずつ、計5曲が一挙実装した。 【実装楽曲】 ・ゴールライン/Argonavis ・EGOIST/GYROAXIA ・ザクロ/Fantôme Ir

ラセングルは、ディライトワークスよりゲーム事業を引き継ぐ形で本日(2月1日)より始動したと発表した。アニプレックスのグループ企業として事業を展開する。あわせて同社のコーポレートサイトの公開、そして、コーポレートロゴも発表した。 同社では、『Fate/Grand Order(FGO)』をはじめとしたゲームで、“さらなる感動"と“まだ見ぬドキドキ"を世界中の人々に届けられるよう、チャレンジし続けたい、としている。『FGO』内では「聖晶石×10 個」もプレゼントしている。 なお、ディライトワークスで公開していた社長ブログについては、引き続きラセングルで連載を続ける。第6回目を迎えた今回は、ラセングルの名付け親である奈須きのこ氏からのメッセージを掲載しているという。 ■社長ブログ：小野義徳の『社長の机』 https://www.lasengle.co.jp/onoblog/ コーポレートサイト h

1月31日10時現在のGoogle Playセールスランキング（ゲームカテゴリー）は、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が1月27日にリリースしたデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』が、19位と早くもトップ30に入った。 本作は、遊戯王OCG/TCGを代表するカード「ブラック・マジシャン」や「青眼の白龍」「封印されしエクゾディア」など合計1万種を超えるカードが登場する対戦型カードゲームとなっている。 出所：AppAnnie また、Yostarの『アズールレーン』が143位から23位とトップ30に復帰を果たした。 『アズールレーン』は、1月27日から新規艦船の SSR 駆逐艦「ブリストル」や、SSR 軽巡洋艦「カリブディス」、SR 軽空母「鎮海」といった艦船が期間限定ピックアップで出現する小型艦建造を実施しており、順位を押し上げたもよう。 出所：AppAnnie

1月27日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、miHoYoの『原神（げんしん）』が首位をキープした。 上位陣では、3位にYostarとKongStudiosの『ガーディアンテイルズ』が前日の35位から飛び込んできた。『ガーディアンテイルズ』は、1月26日より、新英雄「未来姫」が登場し、そのピックアップ召喚を開催していることなどが売上に大きく寄与しているようだ。 出所：AppAnnie また、バンダイナムコエンターテインメントの『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』が前日の76位から7位に急上昇してきた。『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』は、「UR [M0086] Zガンダム」と「UR [C0051] カミーユ・ビダン」をピックアップしたイベントガシャ「極限定ガシャ」を開催していることが今回の順位上昇につながったもよう。なお、本作のこれまでのリ

ブシロード、新たに展開するクレジットカード事業より「ブシロードカード」、「ブシロードカードUPty」の新規会員募集を開始 ブシロード<7803>とグループ会社にあたるブシロードムーブ、オリエントコーポレーションと、凸版印刷は、ブシロードが新たに展開するクレジットカード事業において『ブシロードカード』、『ブシロードカードUPty』(以下「ブシロードカード」)の新規会員募集を1月20日より開始する。 当事業はブシロードのグループ会社であるブシロードムーブ主体で運営し、オリコが『ブシロードカード』を発行する役割を担いる。当事業を通じて、ポイントの流通活性化をはかるほか、本カード会員の方が様々な場面で満足できる特典・サービスを提供する。 『ブシロードカード』は、毎月の利用金額に応じてブシロード オンラインストアで利用可能な「ブシロードIDポイント」がたまるほか、入会特典500ポイントの付与、ブシロ

DMMグループのDMM.futureworksが解散することがわかった。DMM.comが同社の権利義務を引き継いで吸収合併するとのこと。2021年7月期(第10期)の決算は最終損失が2億1300万円で債務超過となるなど、厳しい業績だった。 同社は、2015年4月以来、デジタルエンタテインメント事業とアニメスタジオ事業を展開していたが、デジタルエンタテインメント事業の中核だったDMM VR THEATERは2020年4月30日に終了し、スマホゲーム『コウペンちゃん はなまる日和』のサービスも2021年12月27日をもって終了した。また、ダブトゥーンスタジオで展開するアニメスタジオ事業についてもツインエンジンとPONTOONが出資するスクーターフィルムズに譲渡する形で撤退していた。

バンナム、『アイドルマスターシャイニーカラーズ』で三峰結華の担当声優を変更　担当声優の引退を受けて　2022年2月に後任発表、ボイスや楽曲も順次差し替えに バンダイナムコエンターテインメントは、この日(12月29日)、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』で三峰結華役の成海瑠奈さんが芸能界を引退すると発表があったことを受けて担当声優を変更すると発表した。 成海さんは、体調不良のため長期療養中で今回、所属事務所より引退する旨の発表があったという。 なお、後任の声優については現在選定を進めており、2022年2月頃を目途に発表する予定。また、2022年4月以降、ゲームに収録されている音声データや収録楽曲を順次差し替えていく、としている。 なお、現時点で発売を予定している下記商品は、当初の内容のまま発売する。 ・2022年2月14日発売「THE IDOLM@STER SHINY COLORS S

ディライトワークスは、12月28日、新会社「株式会社ラセングル」を設立したことを発表した。 ラセングルは、スマートフォン向けアプリゲーム『Fate/Grand Order』（以下「FGO」）開発チームをはじめとしたゲーム事業をディライトワークスから継承し、関係当局の承認および許可の取得などを完了したのち、来春を目途にアニプレックスにその全株式がディライトワークスから譲渡される予定だ。 【関連記事】 アニプレックス、ディライトワークスのゲーム事業を会社分割により承継した新会社を来春買収へ　『Fate/Grand Order』開発チームも新会社へ移管

ブシロード<7803>は、KLab<3656>とサンライズと共同開発している『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』(スクスタ)について、2022年1月6日（予定）より、日本語版の配信元（パブリッシャー）をKLabよりブシロードへ変更し、Global版の配信元（パブリッシャー）をKLabよりBushiroad Internationalへ変更を行うとともに、開発・運営をマイネットゲームスへ移管することを発表した。 なお、『ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル』（スクフェス）については、 従来どおり、 KLabが配信元（パブリッシャー）となる。 ■タイトル：ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS ■プラットフォーム：ブシモ ■開発：KLab Inc. ■サポート機種：iOS11.0以降、 Android™️ 6.0 以降（一部機種を除く

ネクソン<3659>は、この日(12月16日)、連結子会社である開発スタジオNAT GAMESとNEXON GTを統合し、Nexon Gamesを発足すると発表した。今後、グローバル市場へ向けて多様なゲーム開発に努める、としている。この合併は、2022年2月8日開催の両連結子会社における株主総会での承認後、3月31日に実施する予定だ。合併にあたって、NEXON GTの株式1株に対して、NAT GAMESの株式1.04株を割当てる。 統合後、NAT GAMESの代表取締役であるパク・ヨンヒョン氏がNexon Games代表取締役、NEXON GTの代表取締役であるシン・ジファンが取締役に就任する予定だ。また、Nexon Korea Corporation代表取締役であるイ・ジョンホン氏も取締役として就任し、Nexon GamesとNexon Koreaとの協力関係をさらに強化していく。 NA

パ・リーグとメルカリ、共同でNFT事業に参入　チケットや飲食、 グッズ販売等の減少に対しての新たなアプローチ、コミュニティの活性化も狙う パ・リーグ6球団およびパシフィックリーグマーケティングとメルカリ<4385>は、12月16日、NFT事業で連携すると発表した。 これによりパ・リーグ6球団の名場面やメモリアルシーンをコレクションできる「パ・リーグ Exciting Moments β」の提供を開始する。なお試合映像を使ったNFT事業にスポーツリーグが参入するのは日本初の試みという。 また、 本日よりパ・リーグ6球団所属選手の直筆サインボールが当たる「公式Twitter フォロー＆リツイートキャンペーン」を実施する。 NFTへの参入背景には、 従来であれば主要な収益ポイントとなるチケット販売、 飲食販売、 グッズ販売等の機会が大きく減少し、 前年比半減近い売上となった球団もあるなど、 業界