昨年末まで市場で支配的だった「37インチ以上なら大画面フラットパネルはプラズマ」という図式が崩れ始めているという。 オリンピック商戦で盛り上がった昨年中旬までは(大画面市場で)液晶テレビに対してシェアで圧倒していたプラズマテレビだが、昨年秋以降は液晶テレビが徐々に増え、今年になってからは32インチはもちろん、37インチクラスでもプラズマより液晶の方が売れている。 その理由は何なのだろう? かつてテレビは画質の高さがアピールポイントの1つだった。また最近は、消費者は価格に対して非常に敏感になっている。だが、“液晶 vs プラズマ”の構図で見ると(単純には割り切れない部分もあるが)、画質や価格といった要素だけで液晶テレビが伸びているわけでもないようだ。 販売店が液晶テレビを勧めている理由 このコラムを書こうと思ったきっかけは、知り合いの経済誌記者から「プラズマテレビが伸び悩んでいる。このままで
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