「今は漫画を描く予定は無いが、漫画家になれますか?」と言う問い(A)と、 「漫画はいずれ描くつもりだが、今はそのハードルすら高いので、もっと低くて確実に漫画家に近づける、別のハードルはありますか?」と言う問い(B)は、微妙だが、明らかに異なる。 実は、元togetter記事にあがっている話題の範囲では、そのどちらにも解釈可能である。 しかし、多くの人はAと解釈することを選択し、Bの可能性を無視した。 そこで、とある兼業漫画家さんが、「元記事はBと解釈することもできるよね?しかも、その解釈は無理やりで非現実的解釈ってわけでもなく、むしろ私自身がB解釈で実際に漫画家になれた実例ですよ。」と、わざわざ名乗り出てきてくれた。 つまり、兼業漫画家さんの記事の趣旨は、 「"元記事はBと解釈することも出来、しかもそのB解釈の実例もある"と言う事実でもって、A解釈の反証とします」と言う意味であるはずだ。
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