2017年5月26日のブックマーク (1件)

  • 【世にも珍妙な物語】速報される男 | オモコロ

    しがない人生を送ってきました。 高校を卒業して、アルバイトを転々としながら過ごしていたら、気づけば30半ば。 ようやく焦りを感じて、知人に頼みこんで小さな出版社を紹介してもらい、正社員としてなんとか採用してもらいました。 仕事はできないほうだったけど、20年間、私なりに真面目に勤めてきました。 でもある日、私は、ふと思い出したんです。 私は、有名人になりたかったのだと――。 自分の気持ちに正直になりたい。残りの人生は、なりたい自分でありたい。 そんな気持ちがいつしか抑えきれなくなり、半年前、私は仕事を辞めました。54歳でした。 有名になるには、テレビに出るしかない。芸能人にならなくては……。 退職は、芸能の道を志すための、一大決心でした。 そんな私の決意を、神様が評価してくだすったのでしょうか―― ある日突然、私は…… 速報されるようになったのです。 「……なんで?」 私は気味が悪くなりま

    【世にも珍妙な物語】速報される男 | オモコロ
    equalsu
    equalsu 2017/05/26