印刷 放置駐車の違反金を納めなかったとして、埼玉県警は16日、同県日高市の男性(46)の生命保険を差し押さえたと発表した。交通指導課は「『逃げ得』を許さず、徹底して責任を追及する」と説明。関東管区内の計11都県では初めての例だとしている。 同課によると、男性は2006年と07年の2回、同県川越市の路上で駐車違反をしたが、違反金と延滞金の計5万円を支払わず、文書や電話などによる12回の督促に応じなかった。 職業が不明で、自家用車も廃車になり、ほかに財産らしきものも見当たらないとして、県警は今月9日に生命保険を差し押さえた。男性が来年2月までに支払わない場合は生命保険を解約し、その中から違反金を徴収するという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます