1月24日、日銀は金融政策決定会合後の公表文で米国経済について、これまで同様住宅バブル崩壊によるバランスシート調整の影響を指摘した一方で、「このところ一部に底堅い動きもみられている」との文言を追加した。2010年12月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai) [東京 24日 ロイター] 日銀は23、24日の金融政策決定会合後の公表文で米国経済について、これまで同様住宅バブル崩壊によるバランスシート調整の影響を指摘した一方で、「このところ一部に底堅い動きもみられている」との文言を追加した。 白川方明総裁は会合後の記者会見で、米経済の現状について「良好な企業収益を背景に設備が増加、自動車販売が増加しクリスマス商戦が堅調に推移するなど明るい面もみられている」とし、「ひところの悲観的な見方は後退している」と指摘した。先行きについては、緩和的な金融環境や雇用の緩やかな増加、インフレ率低下な
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