中国がアフリカ各国への経済進出を加速させるなか、南部アフリカのボツワナがチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世を招待して大統領も会談すると発表し、中国の圧力を退けて予定どおりに訪問を受け入れるのか、注目されます。 これに対し、チベットの高度な自治を訴えるダライ・ラマ14世を敵視する中国政府が激しく反発し、ボツワナに対し、訪問を拒否するよう強く求めています。 中国がアフリカへの経済進出を加速させ、影響力を増す中、ボツワナの隣国、南アフリカは、内外から批判を浴びながらも、ダライ・ラマ14世へのビザ発給を繰り返し拒否してきました。 ボツワナでも発電所やダムなど中国企業によるインフラ建設が盛んで、中国との経済的なつながりは深まっています。 その一方でボツワナ政府は、中国一辺倒ではない外交政策をとっており、南シナ海をめぐる問題で中国を暗に批判する声明を出したこともあります。 今回、ボツワナ政府