ブックマーク / chokobostallions.hatenablog.com (10)

  • こんにちは、私のお母さん - dalichoko

    『こんにちは、私のお母さん』はコメディでした。ほとんど笑いっぱなし。 しかし、最後の最後に・・・・ www.youtube.com しょうもないブログなので読まなくていいですよ。きっともっとこの映画をうまく伝える方がいるはずですからね。このブログ、しょうもないんですよこのブログ。 試写会が当たってうれしくて晩飯抜きで鑑賞。汐留の劇場は満席でしたね。 日の観客は中国のコメディってあまり体験したことがないからか、最初のほうか静かに鑑賞していましたが、途中からあまりのギャグに圧倒されて皆さん大爆笑。後半は劇場揺れるような笑いに満たされました。『きっと、うまくいく』のときに似ているかもね。 中国映画も時々見てきました。ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクー、チャン・イーモウ、チェン・カイコー、最近だとワン・ビンとかビー・ガンなどは鋭く時代をえぐります。中国国内で上映されない映画も多いですよね。 し

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    erii-0813 2021/11/27
  • 真説 日本左翼史 新左翼誕生 - dalichoko

    第四章は「新左翼」誕生への道程として、このをまとめます。 まず安保とは何だったのか?という点から入ります。安保って闘争だけが注目されて、内容はあまり知られていないような気がします。(自分も含めて) 当時の岸信介内閣は、米軍を駐留させる代わりに、①日が攻撃されたらアメリカが守る。 ②日国内の暴動を米軍が鎮圧するという条項の除外。この2つだったそうで、冷静に見れば大きく批判されるような内容ではなかった。なのにとてつもない闘争が起きてしまった。 それは当時の社会党が主導した結果となった、日各地で起きた労働運動、例えば「三池闘争」などの影響と、共産党が平和革命戦略にシフトしたことを不満に思ったセクトが全国で暴徒化したことが重なったようですね。 こで斎藤幸平さんの『「人新世」の資論』がここで紹介されています。これは別の記事で紹介しています。 こうして社会党に人々の支持が集まり、共産党離れに

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    erii-0813 2021/10/26
  • 真説 日本左翼史 社会党の拡大と分裂 - dalichoko

    第三章では、社会党の拡大と分裂についてお話されています。 その前に、戦後の社会主義運動に向かう空気というのは、世界のあちこちで社会史主義国が誕生していた潮流に影響を受け、日糧難でみんな飢えていたので、労働者がメーデーに集まると気で革命が起きるのではないか、という感じだったようです。 わたくしは直接労組に入った経験はありませんが、テレビは人づてに聞く話しだと、お弁当をべに家族連れで行く和気あいあいとした空気がメーデーだったと感じます。 戦争から少し経過した1952年(ちなみに黒澤明監督の『生きる』が高評価された年)は「血のメーデー事件」は共産党が暴徒化して、一気に支持を失い、その流れが社会党へと向かいます。ちなみに同年6月に朝鮮戦争が始まります。ここから大きく社会は変化します。 社会党の勢力拡大を懸念したのは「財界」でした。社会党が拡大すると資主義経済が失われると危惧した「財界」

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    erii-0813 2021/10/23
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 - dalichoko

    戦後の混乱で誰が仕掛けたかは別にして、左翼政権になってソ連へたなびくことを阻止しようとしたのは、間違いなくGHQと財界でしょうね。アメリカ発大量消費社会という資主義へと突き進むためにどうしても左翼化を阻止したい。そうした中でいくつか事件が起きます。 ひとつが風流夢譚事件。『楢山節考』の深沢七郎が天皇を侮辱するような表現をした雑誌の社長を右翼少年が刺殺します。ここから天皇タブー社会が醸成されてゆく。 共産党の「二・一スト中止事件」もまた大きく社会にブレーキをかける。マッカーサーの要求を飲んで共産党がストを回避します。佐藤優さんは、このストが成功していたら、おそらく吉田茂内閣は倒されていただろうと言っています。そしてこれが社会党との決定的な分裂へとつながる。 さらに国労をターゲットとした明らかな陽動作戦、「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」などにより、GHQの国鉄職員10万人人員削減に向けた

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    erii-0813 2021/10/22
  • クーリエ:最高機密の運び屋 - dalichoko

    『クーリエ:最高機密の運び屋』(←KINENOTE) www.youtube.com 圧倒された。 このTrailerを見ただけでは、この映画の真意は伝わらない。(その意味でよくでた予告編である。) ここでいう『運び屋』は、冷戦時代のキューバ危機前後が舞台だ。フルシチョフ政権時代に実際にあった話しだそうです。東欧を仕事で頻繁に出張する有能なビジネスマンに目をつけたMI6が、ロシア高官との情報連絡に使われたというお話。 頻繁に主人公とロシア高官の行き来が行われるうちに、二人には不思議な友情が芽生える。緊迫した状況の中で生まれる友情は強い。しかし過度な接触は疑いのターゲットとなる。この付かず離れずの微妙な関係を映画はうまく演出する。 ソビエトが革命直後のキューバに秘密裏の軍事施設を建設している証拠をとらえ、その情報を運ぶために監視下にあるモスクワで二人がどのように接するのかを緊張感たっぷりに描

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    erii-0813 2021/09/27
  • ザ・スーサイド・スクワッド  極 悪党、集結 - dalichoko

    『ザ・スーサイド・スクワッド  極 悪党、集結』 『ザ・スーサイド・スクワッド  極 悪党、集結』 www.youtube.com 前作の『スーサイド・スクワッド』をあわてて鑑賞して映画館に向かう。前作は正直言ってあまりしっくりこなかった。犯罪者集団を国家の防衛に使う、というところまではわかるのだが、何を敵にしてなんのために戦うのかがさっぱり理解できなかった。 そして今回もまたそれは同じだ。20世紀フォックスが送るDCシリーズを素直に楽しむ、というだけの映画だ。そこに新しさはない。 しかしマーゴット・ロビーはいい。すごくいい。彼女が囚われて逃げるシーンはとてもドラマチックだ。この映画、とにかく血しぶきがばんばん飛び散る極めて残酷な映画なのだが、そのベースには真っ白い肌に赤いドレスをまとったマーゴット・ロビーの存在ありきである。とにかく彼女の存在なくしてこの映画は成り立たない。何も考えず

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    erii-0813 2021/08/24
  • マーク・マンダース 保管と展示 - dalichoko

    現代美術館で見逃したマーク・マンダースの作品が一部残っているとのことで、横尾忠則展の流れで見ることができた。とても良かった。 www.youtube.com マーク・マンダースが提示した”不在”を示す一連の展示には、時間の概念が示されている。そして時間に応じて生み出されたものの朽ち果ててゆくものの対比をひとつの作品に封じ込めようとするこころみだ。これは”未完成”ではなく”不在”ということのようだ。 ”未完成”の概念は、芸術や文学や音楽の世界で示されてきた。そのいずれもが晩年の作品で絶筆であったりしたものを復元するものだった。しかしマンダースは現役のアーチストとして”不在”という概念を壮大なスケールで示す。言うまでもなく”不在”の対岸には”存在”がある。 作りかけの作品か、出来上がった作品が朽ち果てたものかを両面から提示することで時間の概念の行き来する。まるでノーランの『テネット』のようにも

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    erii-0813 2021/08/16
  • ウィッシュ・ドラゴン Wish Dragon - dalichoko

    今週のお題「575」 映画見て 思い出される いつか来た道 Netflixで『ウィッシュ・ドラゴン』を鑑賞。これは日のいつか来た道でもある。 www.youtube.com 今回はこの映画とは少し違う話しから書こう。 昨年鑑賞した韓国映画『はちどり』や『82年生まれ、キム・ジヨン』など胸が熱くなるような傑作を見て、今年これまでに見ている映画を比べると、古い映画でポランスキーの『ローズマリーの赤ちゃん』では、母親になるミア・ファローの恐怖を描く映画や、最近見た『クルエラ』や『ウィロビー家の子どもたち』などの一連の作品が重なり合うことを感じる。(余談だが、映画読書もアートも、チェーンのように繋がるときがある。) 『朝が来る』という映画もそうだし、『ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢』、『アンモナイトの目覚め』、『彼女』、少し違うかもしれないが『喜劇 愛物語』、『おもかげ』、『ウーマン・

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    erii-0813 2021/06/17
  • ミスター・ロジャースのご近所さんになろう    WON'T YOU BE MY NEIGHBOR? - dalichoko

    フレッド・ロジャースというアメリカの子供向け番組を30年以上も続けた方のドキュメンタリー。 www.youtube.com これはトム・ハンクスがロジャースさんを演じた『幸せへのまわり道』がこのドキュメンタリー映画の翌年に公開となり、ささやかなロジャースさんブームとなった。トム・ハンクスがじつにうまくロジャースさんを演じていた。ニューヨークの地下鉄で、ロジャースさんに気がついた乗客がA BEAUTIFUL DAY IN THE NEIGHBORHOOD”を合唱するシーンに強く感動した。そこには年代と人種を超えた絆があった。 www.youtube.com この映画は、生前のロジャースさんへのインタビューと、関係者の証言で時系列に綴られてゆく。ロジャースさんがテレビに着目したことと、騒々しいテレビ番組が多い中で沈黙を豊かに表現しゆっくりとゆっくりと言葉をつなぐ彼の姿勢に心を打たれる。存在その

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    erii-0813 2021/05/22
  • 映画館に - dalichoko

    ブロトピ:映画ブログ更新 関東に越してきて、何度か映画館に通うようになった。映画映画館で鑑賞するのがいい。前期比9割以上減となった映画業界だ。今後も茨の道を歩むのだろうが、なんとか大勢の映画ファンが映画館に戻ってきてほしいと心から願う。 まずはそれだけだ。 ブロトピ:映画ブログの更新をブロトピしましょう! 名古屋のミニシアターで映画鑑賞してから、引っ越しを終えて最初に行ったのがイメージフォーラムだ。『コロンバス』は素晴らしい映画だった。いまどき見るアメリカ映画のうっとうしいぐらい騒がしい映画からすると、この静けさの中に古く良き日映画の奥ゆかしささえ感じさせる。しかも建築に興味のある方なら、このモダニズムの世界を堪能できる素晴らしい空間。親子の複雑な関係をうまく表現する点も評価できる。 そしてその翌日。近くのシネコンで見た『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』。これはどうして

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    erii-0813 2020/06/23
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