まさに、野に眠れる獅子、野外(アウトドア)界?の素浪人、かとうちあき先生による「連載のようなもの」の第2回目。「人生をより低迷させる旅コミ誌」というハードコアなコンセプトで、多くの方の人生を弄んできた野宿専門誌『野宿野郎』の編集長・かとうちあきさんによる、空港野宿(エアポートビバーグ、略してエアビバ)についてのレポートです。 いま、「空港野宿」がアツい! ……って、ご存知ですか。「室内だし、野宿じゃないじゃん!」という、ごもっともなご指摘を毎度いただきながらも、「いま、空港野宿がアツい!」と言いつづけて、はや数年。そろそろ定着してきた頃なんじゃないか、いま。そういうことにしといて! 頼むよ~! という思いでいっぱいです。 そんなわけでつづけさせていただきますと……。現在、夜間も開かれている空港は、成田空港、関西空港、羽田空港の3つ。がぜん「空港野宿」に注目が集まったのは、2010年10月、