今日は『洪水の年』という小説の上巻を読んだ感想を書こうと思います。 登場人物が多くて混乱しましたが、SFファンには堪らない壮大な物語でした。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください! 洪水の年(上) 作者: マーガレット・アトウッド,佐藤アヤ子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/09/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 新型ウイルス「水なし洪水」によって人類滅亡 「トビー」と「レン」という2人の女性主人公のパートが交互に語られながら話が進んでいきます。 今よりちょっと未来の世界が舞台です。 そこでは、遺伝子操作の技術が進み、ぼくらが見たコトない動植物が世界に溢れ、人々は合成物質でできたものを口にし、貧富の差は二極化が極限まで進んでいました。 しかし突如、新型ウイルスが蔓延し人類が滅びます。 そんな大災害を別々の場所で乗り越え
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