15日から日本テレビ系列で放送が始まったドラマの中で、いわゆる「赤ちゃんポスト」に預けられていた子どもを、「ポスト」というあだ名で呼ぶなど、人権侵害に当たる不適切な表現や演出が多いとして「赤ちゃんポスト」を運用する熊本市の病院がテレビ局に対し、ドラマの放送中止を申し入れる考えを明らかにしました。 このドラマは児童養護施設で暮らす子どもたちを描いた、「明日、ママがいない」というドラマで、15日夜から日本テレビ系列で放送が始まりました。 ドラマでは主人公の9歳の女の子が、親が育てられない子どもを匿名で受け入れるいわゆる「赤ちゃんポスト」に預けられていたことを理由に、「ポスト」というあだ名で呼ばれています。 熊本市で「赤ちゃんポスト」を運用する慈恵病院は16日記者会見を開き、「預けられた子どもを傷つけ、精神的な虐待、人権侵害に当たるのではないか」と不快感を示しました。 また、児童養護施設の描き方