大ヒットアニメ「らき☆すた」の放送から10年、全国各地にアニメや漫画の舞台になった「聖地」が続々と誕生している。その数は今や1000を優に超える。そのため、海外から日本に訪れる観光客に向けて、どこに行けばどの有名作品の舞台に出会えるのか、という観光ルートを伝えることは、アニメ業界や観光業界にとって喫緊の課題になっている。 5万人以上が国内外から投票 そこで、一般社団法人アニメツーリズム協会は8月26日、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」を発表した。この「アニメ聖地88」は、国内の作品の舞台88ヶ所に加え、アニメ関連の施設やイベント、観光案内所をリスト化したもので、どこに行けばどういうアニメ関係のスポットがあるかが外国人観光客にもわかるようになっている。ファンによるインターネット投票に基づいて選ばれ、国内外から5万人以上の投票があったという。 壇上で話す、アニメツーリズム協