ドイツで拘束され、その後保釈されていた反捕鯨団体「シー・シェパード」の代表について、ドイツの裁判所は、今月22日から連絡が取れなくなり、ドイツ国外に逃亡した可能性があることを明らかにしました。 日本の調査捕鯨船への妨害行為を繰り返してきた反捕鯨団体シー・シェパードのポール・ワトソン代表は、今から10年前、サメ漁をしていたコスタリカの船の航行を妨害したとして、ことし5月、ドイツの司法当局によって、フランクフルトで身柄を拘束されました。 ワトソン代表は、保釈金を支払って保釈され、現在は、1日1回、ドイツ国内の警察への訪問が義務づけられていますが、フランクフルトの裁判所によりますと、今月22日から連絡が取れなくなりました。 ワトソン代表の弁護士が裁判所に対して、「目的は分からないが、代表は、すでにドイツを去った」と説明したため、裁判所は、24日、ワトソン代表が国外に逃亡した可能性があるとして、保