AWS Dev Day 2022 で発表したJava アプリケーションの起動速度のアプローチの資料
![ぼくたちは Java アプリケーションの起動速度をどこまで縮められるか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/712c1bc9435452561b8c575eb3439be400ccfcf8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F3237618fa97f4959b017f54084d18634%2Fslide_0.jpg%3F23376190)
はじめに 先日、JakartaOne Live Japan 2022というイベントで登壇させていただく機会を頂きました。 QuarkusやHelidonのような新しめのEEフレームワークがこれまでのPayaraやWebLogicとどう違うのか? CloudRunのようなサーバレス環境でMicroProfileのどの機能が効果的に働くのか? という点を最近のWeb開発周りのトレンドと絡めながら話ました。上記のようにアーカイブ動画も公開されていますが、せっかくなのでQuarkusがサーバレス環境で実行に最適化されるまでの周辺事情等をまとめたいと思います。Javaだけに留まらず最近の環境事情の整理にも役立つかと思います。 TL;DR Quarkus/Helidonは軽量で高速な新しいEEフレームワーク コンテナや、サーバレス、クラウドネイティブなど最新のトレンドに基づいた設計 GCPのCloud
※この投稿は米国時間 2020 年 8 月 11 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 Java アプリケーションの Docker イメージをビルドする際に、開発者の間では Jib の人気が高まっています。Docker の知識がない方でも、Jib を使えばどんな Java アプリもスペース効率の良い最適化されたコンテナ イメージに変えることができます。Jib は、再現可能な宣言型の方法でコンテナ イメージをビルドし、編集、コンパイル、テストからなる極めて短い開発サイクルを実施して、コンテナのベスト プラクティスを透過的に適用します。Docker をインストールする必要はなく、スクリプトのような Dockerfile を記述する必要もありません。 さらに良いことに、Jib はますます幅広い Java 開発エコシステムをサポートするようになりました。昨年 Ji
最近 JVM のヒープ領域とパラメータ、そしてコンテナの関係について調べてました。 案外まとまった情報が少なかったので簡単にまとめました。 Java のヒープサイズを設定 まずは Java のヒープサイズについて簡単なおさらいです。 本番環境で Java アプリケーションを運用する上で、JVM のヒープサイズを決定するのは非常に大事なポイントです。 ヒープ領域の最大サイズを大きくすればガベージコレクション (GC) の回数は減らすことができますが、 必要以上に大きくしすぎると無駄にリソースを消費したり、OOM killer で OS にプロセスを終了させられます。 JVM が使用できるヒープサイズは、Java API の Runtime.getRuntime().maxMemory() で確認できます。 また java の起動オプションに -XX:+PrintFlagsFinal オプショ
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