先日、「広辞苑」の第7版が発売されました。10年ぶりの改訂により、約1万項目が追加されたとのこと。10年もあれば、新しい言葉もたくさん増えますからね。 しかし、注目すべきはそこだけではありません。以前から載っていた言葉に関しても変更が加えられているからです。その中でも今回注目したいのが「爆笑」。今回の改訂により説明文が大きく変わっています。 『広辞苑』第6版 ばく-しょう【爆笑】 - 大勢が大声でどっと笑うこと。 『広辞苑』第7版 ばく-しょう【爆笑】 - はじけるように大声で笑うこと。 着目してほしいポイントは、人数。旧版では「大勢で」と人数の指定がありましたが、新版ではそれがなくなっているのです。 これまでは「爆笑は大勢で笑うときに使う言葉。1人の場合は大笑い」と説明されることも。「1人で爆笑」などという表現を見つけようものなら、まるで“言葉の警察”にでもなったかのように「誤用だ! 誤